一般社団法人
THIRD
STAGE
一般社団法人サードステージ
災害被災した方々にお見舞い申し上げます。
時代や世代や災害など沢山の変化と向き合いながら支え合い一緒に乗り越えてイキましょう。
東日本大震災から13年目の年となりました。
サードステージは、震災前の暮らしをファーストステージとし、セカンドステージは震災後の大変だった暮らしがある。そして、これからのサードステージへ進むため、私たちは宮城県石巻市内や牡鹿半島で、以下の目的・事業を通して、地域の方々と、これからの心を動かすきっかけをトモにつくってイキます。
○目的
サードステージは、地域の人々が安心した居場所を作るための一歩を踏み出し、互いに活かし活かされながら、人として大切な心に気づき、愛着の持てる地域を築き育むことを目的とし、次に掲げるこころ・ひと・まちの地域創生・包括事業を進める。
〇事業
一 自立生活支援事業
二 地域協力事業
三 地域包括事業
四 防災教育事業
五 その他、当法人の目的及び前各号に附帯
又は関連する一切の事業
〇サードステージは、地域の方々と共に
様々な活動を進めています
サードステージは、震災による大きな被害を受けた宮城県石巻市において牡鹿半島の地域活性化支援を中心に地域づくりコーディネート事業を行い、「牡鹿半島ネットワーク協議会」「浜へ行こう!実行委員会」「寄らいん牡鹿」など、地域の方々との 活動を進めています。
また、外部から訪れる方々と地域住民とのふれあいの場として「石巻地域農漁泊推進協議会」や震災伝承活動として「石巻震災伝承の会」を通じ内外への防災意識の働きかけの他、様々な取り組みを行っていきます。
〇サードステージの活動
サードステージ活動写真の一部を紹介
・石巻市から環境美化活動への表彰
・おしか浜友会 キャンプ交流
・鮎川浜熊野神社例大祭
・宮城県から環境美化活動への表彰
・牡鹿半島ネットワーク協議会
清掃活動
・おしか鯨まつりと花火大会
・寄らいん牡鹿 令和四年度総会と夏祭り交流会
・浜へ行こう!!ガイドブック
・ラーニングジャーニー版
浜へ行こう!!
子ども達・物作りの活動と交流
・地域サロンお茶っこ交流会
・金華山沖での定置網漁取材
・石巻市旧市町村地区エリア
地域つくり会議
地域づくりコーディネート事業
〇地域復興支援事業
東日本大震災後から石巻市・牡鹿半島では道路整備や沿岸整備などハード面の遅れや過疎化が進み利便性や仕事内容が少ないなど、から子育て世代の多くが市内中心部へと移住し、人口流出による少子高齢化が牡鹿半島全域で進んでいます。
そのため、次の時代・世代へとつないでゆくことが困難になりつつある地域も見られ、外部との交流する切っ掛けを活かしたり、地域間の継続的な結びつきへと発展させる事が難しくなっている様子が伺えます。
私たちは、生きる力と心の復興を大切にし、地域の方々と共に牡鹿半島の活性化につながる活動を行っていきます。
〇地域コーディネート事業
地域の方々と共に、自分達の暮らしや観光・環境・福祉などから課題解決にも目を向けて、気づきを得ながら、地域の内外から主体的に参画する担い手といかしいかされながら協働し育む
また、地域住民同士の連帯感や交流を深め震災やコロナ等を乗り越えてきた地域力と、これからの心を動かすきっかけを共につくりながら時代や世代や変化とも向き合いつながる。
〇浜へ行こう!実行委員会
浜へ行こう!実行委員会のご案内はこちら ⇒
これまでの浜へ行こう!の活動はこちら ⇒
浜へ行こう!実行委員会は、“感謝の思いを伝えたい”“よりたくさんの人と交流し続けたい”との地域の方々の思いから復興に向けた『未来の浜づくりのための交流の場』として発足した、ボランティアからの浜の新しいかたちで現在は企業研修や教育旅行/防災教育等が中心です。
震源地に最も近い被災地となりましたが、その大震災を乗り越えてきた地で、そこに暮らす方々と交流しながら生業や暮らしを体験し、たくさんのことを「見て・聞いて・食べて・感じて・考え・伝え・学ぶ」活動を継続して行っております。人と繋がる事のあたたかさと、あたり前のことにきづくことの大切さを知り、ここでの経験を持ち帰ることで、「自分に何が出来るか」を知ってもらう機会となるよう、地域の方々と共に発信し続けたいと思います。
〇寄らいん牡鹿
『寄らいん牡鹿』は、地域住民主体のささえあい・たすけあいの会として、2014年春に孤独死を無くすため石巻・牡鹿半島の人々の中から生まれました。
みんなで一緒に心から笑いあい楽しみながら、生きがいと安らぎの場を創っていきたいと考えて活動するのが『寄らいん牡鹿』であり、地域の人と人を繋いでいく大切な役割と考えています。
居心地の良い居場所として「地域福祉から地域作りへ」と、助け合い活動・交流やふれ合い活動等を通じて地域資源の大切な宝物と向き合って笑い合っています。
サードステージは、事務局やコーディネート業務として協力し、地域の方々と共に楽しむ場作りを目指しています。
寄らいん牡鹿のご案内はこちら ⇓
〇牡鹿半島ネットワーク協議会
牡鹿半島ネットワーク協議会のご案内はこちら
⇒
牡鹿半島清掃活動
の記録はこちら⇒
牡鹿半島で活動している団体や企業、地域住民、行政や警察、消防など業種を問わず約30団体以上の様々な方が集まり、繋がり、同じ目線で牡鹿半島全体の共通課題の解決に向けた継続的な話し合いの場を持ち、これまで多くの課題と向き合い会議を行って来ました。
今は、新たに地域住民のネットワーク協議会として、牡鹿半島の様々な地域の方が連携した活動へと変化しております。
また、現在も地域環境問題の共通課題解決の取組として、牡鹿半島清掃活動を55回実施し、地域住民や市の内外から20名~最大100名以上の方々が集まり毎回軽トラック3~10台分のポイ捨てゴミを拾って来ており、今後も継続して取組んで行きます。
〇震災伝承
石巻市内で、震災伝承活動に取組む地域や団体と連携し、それぞれが行う伝承活動の取り組みを活かし、東日本大震災の継続的な伝承活動を通した地元地域や外部への防災意識の働き掛けや活動を行って行きます。
〇石巻地域農漁泊推進協議会
石巻市の様々な地域資源の魅力を集めつないで行き、新しい交流コンテンツとして生み出しながら、石巻市を訪れる様々な方に提供し、地域の方々と新しい体験・交流の形を発信して行く活動を行います。
また、石巻市の様々な地域同士の関わるきっかけにし、地域全体で活かし活かされる関係づくりを目指します。
〇地域交流活動
震災以降石巻市の内外から様々な方々が訪れ、支援活動やボランティア活動を行って下さいました。これからも、石巻を訪れる方々と地域に暮す方々との交流活動や、人と人、地域と地域をつなぎ「地域資源の宝物」を共に磨き合いながら、地域を活性化させて行きたいと思います。震災後、たくさんの方があらゆる角度から様々なきっかけを、作ってくれています。その気持ちに感謝し、地域に暮す方々と共に活かし活かされながら、当事者意識を高め、心を動かし、生きる力と心の復興を目指して行きます。
〇環境活動
牡鹿半島の様々な環境問題(ゴミのポイ捨て、不法投棄、鹿の食害、ヒルの増加等)を考え、地域の方々と共に課題解決や改善に向けた取り組みを行います。
〇浜へ行こう!実行委員会
〇寄らいん牡鹿・交流会
〇牡鹿半島ネットワーク協議会
〇石巻伝承の会・勉強会
〇農漁泊・ツアー(体験活動)
〇地域交流活動(台風19号被害の作業)
〇防災教育活動
〇自立生活支援委託事業
石巻市で、東日本大震災による被害を受け、プレハブ仮設住宅やみなし仮設住宅で暮す被災世帯を訪問し、自立の道筋が未定の方や恒久的な住まいへの移転、在宅で被災したまま生活を続け修繕しながら暮らして来た方々等、様々な情報提供・相談・手続きなどの協力・支援を行う自立生活支援事業として、石巻市自立生活支援委託事業を実施してきました。震災直後から8年間関わり続けてきたこの事業も、H30年度末で担当エリアの支援対象世帯の卒業と共に、無事終了いたしました。
〇サードステージ2016年の活動はこちらです⇒
お問い合わせ
宮城県石巻市あけぼの二丁目14―10
一般社団法人サードステージ
事務局Tel・Fax:0225-98-5432
携帯: 090-7076-1410
・一般社団法人サードステージ
代表理事 杉浦 達也
〇代表あいさつ
東日本大震災により、自分が生まれ育った街「宮城県石巻市」は大きな被害を受けました。発災後、被災した自分自身も「何かできないか」という思いから行動し、様々な支援活動に関わらせて頂きながらこの度「一般社団法人サードステージ」を発足いたしました。
皆様に活かし活かされながら「気づき」や「意識」など心から動き育むことで人が自ら動き育み、そして一緒に地域を動かし育めるように様々な切っ掛けを作りながら、それぞれに合った居心地のいい居場所作りが出来るよう、今後も努力して参ります。
〇プロフィール
・宮城県石巻市出身
2011年4月、東日本大震災で被災した後に特定非営利活動法人ジェンに入職。緊急期から支援活動を行い、ジェン石巻事務所マネージャーとして従事。石巻市全ての仮設住宅へ生活支援用品搬入からコミュニティー支援、生業支援活動・地域づくり交流支援活動、自立生活支援等を担当する。
また、地域の方々のニーズに合わせ婚活イベント「浜コン」や住民主体の活動「浜へ行こう!」住民による助け合いの会「寄らいん牡鹿」、牡鹿半島で活動する各団体・住民・企業・行政が話合う場「牡鹿半島ネットワーク協議会」などの設立・企画・運営に携わる。
2015年10月ジェン石巻事務所閉鎖に伴い退職の後、2016年1月一般社団法人サードステージを立上げ現在に至る。